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ISO Acoustics ISO-PUCK miniを購入したのでレビューを書いてみます。
やはりISO-PUCKのコスパは最強
以前のレビューでも同社製インシュレーター「ISO-PUCK」を絶賛しましたが、「ISO-PUCK mini」も、やはりコスパ最強の逸品でした。
ISO-PUCK mini
ISO-PUCK miniは以前もレビューしたISO Acoustics社のインシュレーター、ISO-PUCKのミニ版。
ISO-PUCKは1個あたりの耐荷重が9kgなのに対してISO-PUCK miniは2.75kg。
つまり、ISO-PUCK miniを4個使用すると耐荷重は11kgということになります。
ちなみにISO-PUCKとISO-PUCK miniはサイズが違い、高さも揃いません。
ISO-PUCK miniは1パック8個入りで小型スピーカーにちょうどいい
ISO-PUCK miniは1パック8個入りで約1.1万円で販売されています。
個数と耐荷重から見ても小型スピーカー用にちょうどいいですね。
ISO-PUCK miniは一見チープながら振動を柔軟にいなす
ISO-PUCK miniは一見チープながら、触ってみると振動を柔軟にいなす機構なのがよく分かります。
上のGIFを見てもらえれば分かる通り、上下左右ともほどよくクッションが効いています。
見通しが良くなり、出音もスッキリ
今回、ISO-PUCK miniを使用したのはサブスピーカーとして愛用中のSansui SP-50改(ユニットをTrusonic 80FRに換装)。
これまでは耐震対策も兼ねてクラムワークスの静音ジェルパッドを使用していましたが、SP-50の経年劣化による背板交換やHPF(ハイパスフィルタ)用コンデンサ換装など、手を入れるうちにインシュレーターも変えたいと思うようになったのがきっかけでした。
クラムワークスの静音ジェルパッドは悪くはないのですが、やはり音離れが悪いというか重心が重くヌケ感に乏しい印象でした。(静音ジェルパッドは製品名の通りパソコンや周辺機器の振動吸収を目的としたもので、オーディオ用ではありません)
静音ジェルパッドからISO-PUCK miniに替えたところ、見通しが良くなり、出音もスッキリしました。
高音の伸びも少し改善されたように思うのはインシュレーターによりスピーカーの高さが変わったことも影響しているのかもしれません。
インシュレーターは出したい音の傾向によって変えるのがベター
合計9種類のインシュレーターを試したことは以前のレビューでも書いた通りですが、素材の種類によって音の傾向が変わります。
大雑把には
ゴム → 木 → カーボン → 金属
の順に高域が出る傾向にあります。
これはDenon公式ブログにも少しだけ触れられています。
一般に木製のものは暖かみがあり、金属製のものはクリアだと言われます。(Denon公式ブログ)
つまり、
- 低域を出したいのならゴム
- 中域を出したいのなら木やカーボン
- 高域を出したいのなら金属
のようにインシュレーターの素材を選ぶと、狙った音に近づけるかと思います。
一口にインシュレーターといっても素材はバラバラ、価格も上を見ればキリがありません。
その点、ISO-PUCK miniは比較的手頃な値段で入手できて、効果も大きくオススメできる一品でした。
既存のインシュレーターに満足できない方は一度試して見る価値はありますよ。