Intel NUCでRoon ROCKの音質向上・ノイズ対策アクセサリーを色々使ってみた

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前回の予告通り、今回はIntel NUCRoon ROCKの音質向上・ノイズ・放熱対策として使ってみたアクセサリーを紹介します。

筆者の環境

まずは筆者の環境から。
筆者宅は地方の一戸建てで、周辺は住宅密集地。
大工場やメガソーラー施設等はありませんが、徒歩3分圏内に病院(病床数約380)があります。
メインのオーディオシステムは200Vからプロケーブル ダウン&アイソレーション・電源トランス(3000W・200V仕様)を経由しています。

ネット環境

ネット環境

ONUとスイッチングハブは別の部屋に設置してあり、壁内配線による有線LAN接続です。(壁内配線のLANケーブルは汎用品)
電源(壁コンセント 100V)はONUがFurman SS-6B、スイッチングハブはFurman D10-PFPに接続していますが、特別な対策はしていません。

オーディオシステム

オーディオシステム
  • ストリーミング:TIDAL(HiFi Plus) + Roon Rock
  • ストリーミング専用ハード:Intel NUC(NUC11PAHi7 / M.2 SSD 500GB / RAM 32GB)
  • プリアンプ:McIntosh C26
  • パワーアンプ:McIntosh MC30x2
  • DAC:RME ADI-2 DAC fs
  • スピーカー:Stephens Trusonic 206 AX

オーディオシステムは壁コンセント(200V)からプロケーブル ダウン&アイソレーション・電源トランス(3000W・200V仕様)を経由しています。

試してみたアクセサリーたち

試してみたアクセサリーたち

冷却ファン+電源変換アダプター

NF-A12x25 PWM chromax.black.swap & ファン用USB電源変換ケーブル(AINEX 12V昇圧タイプ CA-USB12VA)

オススメ度:5/5 
寸評:これは必須レベル!

前回も書きましたが、発熱が凄まじいIntel NUCには冷却ファンが必須でした。
自作PC界隈でもダントツの評価を誇るオーストリア・Noctua社の12cm冷却ファン、NF-A12x25 PWM chromax.black.swapは絶対揃えたいアクセサリーです。
Noctuaの冷却ファンはパソコン内蔵用のため、NUCに接続するにはファン用USB電源変換ケーブル(AINEX 12V昇圧タイプ CA-USB12VA)も必須です。

45日以上連続運用してもNUCは熱暴走せずに稼働

この冷却ファンのおかげで、45日以上連続運用してもNUCは熱暴走せずに動いています。

M.2 SSD用ヒートシンクカバー SS-M2S-HS02

M.2 SSD用ヒートシンクカバー SS-M2S-HS02

オススメ度:4/5 
寸評:機材保護の意味でも、あった方がいい。

NUCに内蔵するM.2 SSDも発熱の大きな要因の一つ。
M.2 SSDに装着できるヒートシンクカバー、長尾製作所のSS-M2S-HS02もあった方が良いでしょう。
※NUCに装着する場合はサイドフレームを外す必要があります。(プレートを付けたままだとビス頭が干渉してNUCの外蓋が閉まらないため)

unibrain(ユニブレイン)USB2.0ケーブル

unibrain(ユニブレイン)USB2.0ケーブル

オススメ度:2/5 
寸評:汎用ケーブルよりはいいかも?

プロケーブルが販売するunibrainのUSBケーブルは最短で15cm(!)という短さも選べるのが魅力。筆者は長さ50cmのUSB 2.0 Aオス-Bオス タイプを購入しました。
USBは信号と電源を同時に扱えるメリットがそのままノイズの原因にもなっているため、なるべく短い方が理論的にも有利です。
が、肝心の音質はオヤイデやWire World等と比較しても劇的向上とまでは言えませんでした。筆者宅では汎用品よりはマシかな?という程度です。
USBケーブルの比較は過去の記事に書きましたが、安く抑えたい方はエレコムのオーディオ用USBケーブルが意外と良いと思います。(ハーモネットブレイドのA-Bタイプは生産中止になってしまいました)

LANケーブル プロケーブル製 BELDEN 1874A テフロン絶縁プレナムバージョン

BELDEN 1874A テフロン絶縁プレナムバージョン

オススメ度:3/5 
寸評:表現や再現性がわずかに向上。コスパは微妙か

USBケーブルを筆頭に、基本的にデジタル系ケーブルはノイズを受けやすいものが多いのが事実。
これまでLANケーブルは汎用品しか使ったことがなく、本格的なLANケーブルはこれが初めてでした。

筆者宅では、

  • ピアノのタッチや微妙な表現が向上
  • 高域に艶がわずかに増す
  • 音場がわずかに改善

がみられました。

ちなみに購入当時の価格は¥4,200(2m)。
今回最も期待していたアクセサリーでしたが、コストの割に効果は微妙だったかもしれません。
ノイズに強いケーブルに換装したという事実が精神的安定をもたらしてくれてはいますが(笑)

BELDEN 1874Aは分厚いきしめん状で、硬くて取り回し難いのが難点。 購入の際は余裕を持った長さを選択する必要があります。
ちなみにBELDEN 1874Aは桜屋電機店で1m/約¥900程度で販売されています。プラグのカシメ用工具をお持ちの方は自作する方が安上がりです。

ネットワークLANフィルター LAN iSilencer

LAN iSilencer

オススメ度:4/5 
寸評:ノイズ除去を実感。コスパも◎

iFi audio LAN iSilencerは、ネットワークからのオーディオ信号を歪ませる電気的ノイズを取り除く有線LAN用アクセサリー。
筆者宅ではこれを接続すると、

  • 高域のアタック改善
  • 中〜低域の立体感向上
  • 静寂性の改善

がみられました。

デジタルはアナログのように分かりやすいノイズはないわけですが、
静寂性が改善した=ノイズ除去出来ている
と考えられます。

USBノイズ改善アクセサリー iDefender+

iDefender+

オススメ度:4/5 
寸評:主にバランス改善。環境によってはNGかも?

iFi audio iDefender+は、グラウンドループによるノイズ、バズ、歪みを断ち切るためのUSBアクセサリー。
筆者宅ではこれを接続すると、

  • 低域の明瞭さアップ
  • 解像度向上、音場が広がる
  • 音像と高〜中域のバランス改善

がみられました。
ただ、わずかに高域が削がれた感じも受けるため、環境によっては不要な場合もあるかもしれません。

DC電源ノイズクリーナー・ノイズフィルター FX-AUDIO Petit Susie

FX-AUDIO Petit Susie & Tank

オススメ度:5/5 
寸評:必須!ネットワークオーディオ以外でも使える汎用性も◎

オーディオ機器を廉価で提供し続けてくれるFX-AUDIOのDC電源ノイズクリーナー・ノイズフィルター、Petit Susie。
筆者はPetit Susieと後述するPetit Tankを現在3ペアを使用しています。 PCが必要不可欠なRoonを介したネットワークオーディオでは絶対に必要なアクセサリーです。これがあると解像度がまるで違います。

DC35Vまで対応、プラグは内径2.1と2.5mm両対応、ネットワークオーディオ以外でも使える汎用性、実売¥2,000以下で買える価格も◎。
ACアダプターを繋ぐだけでOKな手軽さは自作出来ない方にも使いやすいですね。
ただし、フォノイコライザーなど大きな電流を必要としない機器(1A未満)に対しては逆効果になる場合があることに注意です。

DC電源ノイズクリーナー・バルクキャパシタ FX-AUDIO Petit Tank [Limited Edition]

オススメ度:5/5 
寸評:Petit Susieと同様に必須。

Petit Tankは前述のPetit Susieの後段に繋いで使うバルクキャパシタ。(これ単体では使用できません)
限定版は使用されているコンデンサーが通常版と大きく異なります。
通常版と比べて効果も一聴して分かるレベル。よりリアリティが増し、空間の広がり方も心地良く感じられます。
実売約¥3,000でPetit Tankよりも高価ですが、絶対にコスト以上の効果を発揮してくれます。

まとめ

Intel NUCの音質向上・ノイズ対策アクセサリーもこだわればキリがありませんが、とりあえずは冷却ファンと電源ノイズクリーナーだけは必ず導入した方が幸せになれます。
更に踏み込もうとすると光LAN接続なども視野に入りますが、NUCのコンパクトさがどんどん失われていくので、当面は現状維持か小さなアクセサリーを追加する程度に留める予定です。