僕のオーディオ機材変遷(その2)

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B&W DM601とAura VA-50のキツい高音が気になりはじめて数年、DJ機材に手を出したりするうちにオーディオ熱が再燃してしまいます。
その後はオーディオ沼へ一直線です。

ROTELとの出会い

B&W DM601とAura VA-50のキツい高音が気になりはじめて数年経ったころ、オーディオ好きな友人と出会いオーディオ熱が再燃。
その友人からROTELの存在を聞かされます。

同社は1961年に日本で設立され、広告費をかけない代わりに高品質なパーツをふんだんに用いることで知る人ぞ知る存在に。
日本国内よりも海外の方で有名という変わった会社です。
タマガワオーディオの「日本よりも海外で有名なオーディオメーカー『ROTEL』の歴史を探る!!」に詳しく書かれていますので、興味のある方はぜひ。

いくつか試聴の後、プリメインをRA-1070に変えました。
RA-1070は出力が100W(8Ω時)あるので、やや低能率や中型程度までのスピーカーなら鳴るだろうと思って選択しました。
Aura VA-50に比べると、よりクリアでハキハキした印象になりました。

RA-1070は今はなき名古屋の後藤総合音響で購入したのですが、スピーカーはB&W CM1を強く勧められました。
CM1を同時購入直前のところで横にあったJBL 4312Dが目に入り、試しに聞いてみるとこっちの方が断然好みでした。
同時にエンクロージャーのサイズによる表現力の豊かさの違いも大きいことを知り、B&W CM1の購入は見送り、JBL 4312Dより大きいものを探してオークションをさまよう日々を過ごしました。

JBL 4425に一目惚れ

JBL 4425 どうせなら4344か4343をと考えたもの、物理的に設置不可能で断念。
ひと回り小さい4425をオークションで見つけて試聴もせずに購入。
バイラジアルホーン(別名おっぱいホーン)が特徴的なフォルムで一目惚れでした。
これがまたこってりした中低域を出してくれる良いスピーカーでした。

JBL/UREI 6260で熱っぽく

同時期にUREI(ウーレイ)の存在を知り、業務用アンプへの興味もあってJBL/UREI 6260も購入。
ROTEL RA-1070にはプリアウトがありパワーアンプも接続可能だったので使ってみようと思ったのです。

RA-1070のみだとややモニターライクなサウンドが、JBL/UREI 6260を接続するとやや円やかで熱を帯びたサウンドになりました。

6260は兄弟機種に6230、6290があり、いずれも無骨な黒い筐体にJBLオレンジの差し色が映えるデザインでした。
この3機種はBTL(ブリッジ)接続が可能でモノラルとしても使えるタイプでした。
モノラル接続は押し出し感が非常に強く、4425を軽くドライブしている感すらありました。
6260のモノラル接続はジャズやロックには非常に相性が良い反面、繊細なピアノソロなど細かな描写が苦手な印象でした。

OPPOのユニバーサルプレーヤー

OPPO BDP-95 その後、ホームシアターへの展開も視野に入れて、非常に評価の高かったOPPOのユニバーサルプレーヤー、BDP-95も導入。
(OPPOは今でこそスマホが有名ですが、元々はAV機器メーカーです)

こいつはCD、SACD、DVD、Blu-ray、DLNA(Digital Living Network Alliance)にも対応するスグレモノです。
さらに電源にROTELのトロイダルトランスを採用していたのもポイントが高かったです。 当時、1ドルが70円台だったので米国から個人輸入することで国内価格の半分以下で購入出来ました。

米国仕様のBDP-95はDVDのリージョンをフリーにすることが出来たので、海外アーティストのライブDVDをよく観る自分には助かりました。
何せ日本盤はライナーノーツと日本語訳がほんの少し入るだけで輸入盤の2〜3倍の値段になりますからねえ。

少し珍しい組み合わせながらも、こうして好みの音に近づくことが出来ました。

  • スピーカー:JBL 4425
  • プリメインアンプ:ROTEL RA-1070
  • パワーアンプ:JBL/UREI 6260
  • ユニバーサルプレーヤー:OPPO BDP-95
  • ターンテーブル:Thorens TD318MKIII

ネットで情報収集している際に偶然知ったプロケーブルの影響で電線病にかかったのもこの頃です。

その3へ続きます。