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筆者がレコードを初めて買ったのはもう数十年前…あれから増え続けて、現在は約5,000枚になります。
最近は備え付けの棚だけでは足らなくなってきたのでディスクユニオン(以下、DU)のレコード棚を購入。これがすこぶる良かったのでレビューを書いてみます。
DU謹製レコードラックはとことんユーザー目線
DUのレコードラックは無印の半額強、たったの1.5万円!
DUのレコードラック(DULPA400PNA)は何と1台たったの1.5万円!これを見つけた時、その価格に驚きました。
こだわりの無垢材や洗練されたデザイナーズ家具じゃなく、使い勝手がよく手頃な価格で部屋に馴染むものを求めていた筆者にはぴったりです。
サイズ | 外寸:W735×D450×H735mm 内寸(1マス):W340×D355×H340mm |
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板厚 | 17mm |
重量 | 15.5kg |
耐荷重 | 天板耐荷重:50kg 1マスの耐荷重:20kg(4マス最大合計80kg) |
素材 | プリント紙化粧繊維板(パーチクルボード、MDF) |
生産国 | タイ |
価格 | 15,800円(税込) |
レコードラックを探すに当たり、真っ先に頭に浮かんだのが無印良品のスタッキングシェルフでした。
が、無印にはDUと同じ2×2マスはありません。基本の1×2マス+追加2段で実現できますが、13,900円+12,900円で26,800円にもなってしまいます。
サイズ | 外寸:W820×D285×H815mm 内寸(1マス):W375×D285×H375mm |
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板厚 | 21mm |
重量 | 14.8kg |
耐荷重 | 天板耐荷重:20kg 全体合計30kg |
素材 | オーク突板化粧繊維板 |
生産国 | インドネシア |
価格 | 26,800円(税込) ※2段:13,900円+追加2段:12,900円 |
餅は餅屋というべきか、値段だけでなく後述する耐荷重や細かな使い勝手においてもDUの圧倒的勝利でした。
余裕の耐荷重、ターンテーブル2台でも平気
DULPA400PNAの天板耐荷重は何と50kg! SL-1200シリーズのターンテーブルを2台載せてもまだ余裕があります。
筆者はスピーカー(JBL L26 Decade / 1本19kg)を載せてスピーカースタンド代わりにしています。
1マスの耐荷重は20kg、最大80kgもあり、レコードを目一杯詰め込んでも余裕です。
一方、無印のスタッキングシェルフの耐荷重は天板(棚一枚)が20kg、全体で30kgしかありません。これではレコードをいっぱいに入れた場合たわんでしまうのでは?と危惧の念を抱いてしまいます。
また無印のスタッキングシェルフには背板がなく、レコードを入れた際にきっちり揃えられないのもマイナスポイントです。
控えめな木目、ビス穴が見えないのもイイ!
昔からあるDULP400のような真四角の合板製は筆者も一時期使用していたことがあります。
ただ、微妙に使い勝手が悪く、いかにも「合板です」という見た目もイマイチでした。
DULPA400PNAはプリント紙化粧繊維板(パーチクルボード、MDF)で木目が実に程よく、ビス穴も見えないなど見た目もとても良いです。
ちなみに無印のスタッキングシェルフは横のビス穴が思いっきり見えます😓
カラーはブラウン、ナチュラル、ホワイト、ブラックの4種類もあるので、インテリアに馴染みやすい点も🙆♂️ですね。
ケーブル処理加工が地味にイイ!
最も感心したのがケーブル処理加工。
天板と棚奥の床接地面が少しえぐれていて、ここからケーブルをさばくことが出来ます。
天板にターンテーブルやミキサーを載せた場合でも、棚を壁にぴったり寄せて配置出来ます。
イマイチなところ
もちろん文句がないわけではありません。
マイナスポイントについても書いておきます。
組み立てはちょっと大変かも
筆者一人で組み立てたところ、1台につき約45分程度かかりました。
ラックのサイズはW735×D450×H735mm、重量も16kgあるため女性一人で組み立てるのはちょっと難しいかもしれません。
組立時に意外とスペースが必要なのも予め覚悟しておくべきでしょう。
ちなみに必要な工具はドライバー、ドリルドライバー、ゴムハンマー、濡れ雑巾(はみ出た木工用ボンドを拭き取るため)程度でOKです。
木工用ボンドは商品に同梱されているもので十分間に合います。
※DULPA400PNAは木工用ボンドを使用するため、組み立て後はバラせません。
角潰れがあった
梱包はきちんとされていましたが、筆者が購入した2台のうち1台に微妙な角潰れがありました。
数ミリ程度ですし、細かなことにあまり目くじらを立てても仕方がありませんので、クレームも付けずこのまま使用しています。
傷一つないものを希望する方は家具職人に無垢材や集成材を使ってオーダーメイドで作ってもらったほうが良いでしょう。
奥行きがかさばる
これはターンテーブルを載せられる利点=奥行きがかさばる、と言えます。
使い方によってはそのままデメリットになってしまうため注意が必要ですね。
まとめ
DULPA400PNAはターンテーブルを載せることも考慮した奥行きがあります。
最近レコードを買い始めたばかりの方には簡易オーディオラックとして使えるのもポイントが高いのではないでしょうか。
レコードを目一杯詰め込むと非常に頑丈な土台となるため、筆者のようにスピーカースタンド代わりにも使えますよ。