本ページはアフィリエイトによる収益を得ています
秋も深まり空気も乾燥してきましたね。
それとともに以前書いた記事「レコードの静電気対策にはトラスコ静電気除去シートがオススメ」へのアクセスが急増、「レコード 静電気除去」のキーワード検索でやってくる方も多く、やっぱり静電気にお悩みの方が多いんだなあと実感しています。
そんなわけで今回は引き続き静電気対策グッズを紹介してみようと思います。
トラスコ除電ブラシソフト S(TJB-SS)使用レビュー
以前紹介したトラスコ静電気除去シートの威力は記事に書いた通り抜群です。
その後、同社製の除電ブラシを見つけて試してみたところ非常に使いやすく便利でしたのでご紹介します。
アナログリラックス除電ブラシとの比較
レコードの静電気対策にはトラスコ静電気除去シートがオススメでも紹介したアナログリラックス除電ブラシ(AR-ASRB1)と比較してみます。
トラスコ除電ブラシは持ちやすくて軽い
アナログリラックス除電ブラシは取っ手が金属とプラスチックで、少しだけ面取り加工されています。
これだとレコードに傷がついたりするのがちょっと怖いですね。
トラスコ除電ブラシは木製で取っ手がつけてあり、面取り加工とベルベットが巻いてあります。
これならレコードや機材に当たっても傷つくことは少なそうですね。
サイズや重量は以下の通り。
(実寸サイズなのでメーカー公表値と若干誤差があります。価格は本記事執筆時点のものです)
品名 | サイズ (W x H x D) (ブラシ部分を含む) |
重量 | 価格 |
---|---|---|---|
アナログリラックス除電ブラシ | 108 x 40 x 12 | 21g | ¥6,380 |
トラスコ除電ブラシ | 115 x 85 x 11 | 45g | ¥3,051 |
重量はアナログリラックス除電ブラシが21g、トラスコ除電ブラシが45gですが、後者は実際手にとってみると見た目よりも随分軽く感じられます。
レコードのホコリ取りはアナログリラックスの圧勝
アナログリラックス除電ブラシとトラスコ除電ブラシとの毛足のコシの強さはほぼ同じですが、トラスコ除電ブラシは毛足の長さが倍近くあります。
レコードのホコリ取りは毛足が長いものはあまり向いていませんね。(そもそもそういう用途で作られた製品ではないですが)
この点はやはりレコードのホコリ取り用に作られたアナログリラックス除電ブラシの圧勝でした。
機材のホコリ取りはトラスコ除電ブラシが使いやすい
筆者は趣味でDJの真似事をしています。
DJ用ミキサーには多くのツマミやノブがついているが故にホコリを取るのに一苦労です。
普通の掃除用ブラシでは非常に取りにくく、掃除機では傷が付きそうで怖い、雑巾等では隙間が狭く力加減もコントロールしにくい。。。結果、見て見ぬ振りで放置していました😅
そこでトラスコ除電ブラシを使ってみたところ、これがすこぶる使いやすかったです。
何より毛足の長さとコシが丁度いい!
それに除電出来るということは、しばらくホコリがつきにくくなるはずなので掃除の回数も減らせるということ。これはズボラな筆者にはもってこいです😆
これならオーディオ機材だけでなく、先日購入したばかりの31.5インチモニター、FlexScan EV3285の掃除にも使えます。
番外編:「タミヤ モデルクリーニングブラシ 静電気防止タイプ」も使える!
筆者はガンプラ製作も少し嗜んでいるのですが、「タミヤ モデルクリーニングブラシ 静電気防止タイプ」を愛用しています。
プラモデル製作をする方にはお分かり頂けると思いますが、ニッパーでパーツを切った後、デザインナイフやヤスリでゲート処理をすると粉が出てパーツにまとわりつきます。プラモデルは帯電しやすいため、粉を取るのは意外と苦労するんですよね。。。
そこでモデルクリーニングブラシの出番なわけですが、タミヤが同製品を使った除電の様子をYouTubeにアップしてくれています。
同じ要領でこれもオーディオ機材に使えます。
これは両端にブラシが付いていて、片側の毛足は短くコシは硬め、反対側は毛足が長くコシは非常に柔らか。
毛足の長い方で高低差のあるアンプの放熱フィンやデリケートな真空管アンプ、スピーカーコーン表面の掃除にも使えますよ。
まとめ
毛足の長さや取っ手の形状によって使い所が変わってくると思いますが、筆者はトラスコ除電ブラシがかなり気に入りました。
オーディオ用でなくとも機材が壊れることはないですからこういったものを使うのも十分アリなんじゃないでしょうか。(通電中の機材や機材内部に使うのはやめてね😘)